ども、こんにちは。
最近ブログの方では告知ばかりで、日常的なことは twitter でぶつくさ呟いてるせいか、まとまって何かを書くことがめっきり少なくなってしまいました。たまには雑談めいたことを書いてみようかと思いまして、夜中にポチポチとキーボードを打っております。
まずはコミケ、猛暑の中参加された方々大変お疲れさまでした!私は結局色々とありまして会場に伺うことができなかったのですが、おかげさまで委託先のフロンティアワークス様からは、ダブルブリッド Depth Break と monotone もそれなりに売れたというご報告をいただいております。わざわざ会場まで足を運んでご購入いただきました方々、本当にありがとうございました。
「海からの使者」は DVD の方も会場販売分は完売したそうで、オフィシャルサイトでは通販の受け付けなども開始されているそうです。そして下北沢トリウッドでの劇場版は8月21日(今週土曜日)から公開です!少し勘違いされた方もいらっしゃるようですが、予告編で流れている BGM は DVD には収録されておりません。onoken & 三澤秋コンビの魂のこもった力作をフルコーラスで聞いてみたい方は、ぜひトリウッドに足を運んでいただくか、 CD をお手に取っていただけますと幸いでございます。
そしてダブルブリッド Depth Break。コミケ先行販売ということもあり、まだ手に入れられていない方も多いかと思います。一般販売に向けて、ただいま PV 第二弾を鋭意作成中だったりします。ご購入された方もそうでない方も、ご意見やメッセージなど随時受け付けておりますので、オフィシャルサイトの「ご意見箱」の方からぜひお寄せください。ラジオ番組があと何回か残っておりまして、間に合えばそちらで紹介させて頂く予定です。
さて、そんなわけで夏の祭典も無事にひと段落しまして、また次の作品に向けてぼちぼちと動きが出てまいりました。次はどんな作品を作ろうか・・・と思いつつ、以前から準備を始めている作品に少しずつ取り掛かっているような状況です。作るのは良いのですが、最近は作る以外のことで色々と考えることも増えてきました。
自分が Voltage of Imagination というレーベルを立ち上げてから、もう6〜7年の月日が経ちました。様々な方と出会い、様々な作品を作る機会に恵まれました。出し惜しみしても仕方ないので、毎回「もうこれが最後」と思って全力投球でやってきているのですが、不思議なものでやるほどに次から次からやってみたいことが出てきます。
アルバムを作るのは楽しいです。もちろん楽しいことばかりではないですが、終わった後に残るのは楽しかった思い出ばかりです。だけどCD や DVD といったパッケージメディアが売れないと騒がれている昨今、状況はやはり徐々に厳しくなっていってるのが事実です。
CD が売れなくなってきている要因は色々あると思います。それは私なんかより知識も経験も豊富な方々が色んなところで見識を述べられているので割愛するとしまして、実際に作って売っている側からすると、昔に比べて「コンテンツ」と呼ばれているものの消費サイクルが恐ろしく早く、そして浅くなってきているような感覚がしています。
昔…といっても私が高校生くらいの頃ですが、当然のようにネットもなく、情報と言えば本とテレビとラジオくらいからしか得ることができなかった時代。情報の発信元も限られていたせいか、得る側は常に「何か新しくて面白いモノ」に飢えていました。面白そうなものに常に目を光らせて、これだ!と思うものがあったらとことんまで調べて知り尽くして、それを語り合って共有することを楽しむような時代でした。そして Voltage of Imagination というレーベルが立ち上がった時も、まだその時代の名残がありました。
ですが今は、PCや携帯デバイスを開いて調べたい言葉を入力すれば、殆どの情報を何の苦労もなく手に入れることができます。情報に飢えてる…なんて人は殆どいなくなってしまいました。それはそれで良いことではあるのですが、苦労せずに手に入れられる分、飽きられるのも早くなってしまった気がしています。長い月日を経て作り出されたものが、あっという間に流行って、あっという間に忘れられていく。そのサイクルがあまりにも早すぎて、作り手も受け手も付いていくのに必死といいますか・・・もはや双方ともについていけなくなってしまって、息切れしてしているような気がしています。
そういう時代に Voltage of Imagination という小さな音楽レーベルとして、何をすることができるのか・・・そんなことを最近よく考えています。何となく確信めいた感覚があるのですが、今までと同じやり方で何も考えずに音楽CDを作って売るだけだと、おそらくレーベルとしてはゆるやかな死を迎えていくことになるでしょう。
じゃあ具体的に何をすればいいのか?それは正直よく判りません。だけど何かを考えて実践してみないと、次に至る道筋が全く見えてこないのも事実です。どのような内容になるかは判りませんが、次にリリースするであろうアルバムは、そういった「ゆるやかな死」に対する1つの挑戦をするような作品になるのではないか…と考えています。どんな作品になるのか判りませんが、ちょっとだけ期待していただけますと幸いでございます。

