2009年8月10日 月曜日
GO AHEAD PV – 月吼 ver. – 公開
今週末は GO AHEAD の発売日です!
先週末に事務所にサンプルや在庫分の CD がたくさん届きました。やっぱりパッケージになるといいものです。いよいよこれが店頭に並ぶのかー・・・と思うと、感慨深さにとらわれるとともに、不安と期待が入り混じったような気持ちになります。発売前はいつもこんな気持ち。ともあれ、長い間取り組んできたプロジェクトがいよいよ集大成を迎えます。
そして発売直前ではありますが、プロモーション映像を1本追加しました。片霧烈火さんが歌う 月吼ver. です。制作は なおすけ さん。シリーズを通じて全部で6本の PV を作りましたが、その全てが彼の手によるものです。まだお若い方なのですが、彼の才能なくしては、作品の厚みが1枚も2枚も薄くなってしまったのではないかと思えるほど、いつも想像を超えるような素晴らしい映像を作って頂きました。

2年前の秋。ひょんなきっかけで事務所にとんでもない分厚さの文庫が送られてきて、そこからこの大作との格闘が始まりました。読み終えるまでに3か月。企画を立てるのに2か月。企画担当の Rio さんは、原作を7回も8回も読みなおして、2枚組のシリーズとしてリリースする、という案をまとめてくれました。
その Rio さんは、プロジェクトの途中で急にこの世を去ってしまいました。本当に、あまりにも急に。衝撃は言葉で表せるようなものではありませんでしたが、当時の私にはプロジェクトを中断する選択肢はありませんでした。AHEAD, AHEAD, GO AHEAD。作中で佐山が皆を鼓舞するように、プロジェクトを前に進めることしか考えていませんでした。
そんな状況の中、長い間ひとつの作品と向き合って、原作を自分の中で完全に消化しつつ、そこから新しい解釈を生みだし、完成された音楽作品を作り上げた onoken 。会うたびにいつも爽やかなイケメン野郎ですが、その裏にある確固たるプロ意識とプライドの高さがあったからこそ、ここまでストイックに作品のエッセンスを突き詰めることができたと思います。
そして作中の登場人物と自分とをシンクロさせて、鮮やかな色どりを添えてくれた茶太さん、三澤さん、烈火さん。独自のデザインワークで作品の芯を作ってくれた TATSDESIGN さん。ほか、プロジェクトに関わって頂いた全ての方々・・・思い返せば「終わりのクロニクル」という作品と向き合うにあたって、これ以上ない最高のスタッフだったと思います。
出会いは偶然、結果は必然。
Voltage of Imagination が持てる力を全て注いでリリースする GO AHEAD – TEAM LEVIATHAN CHRONICLE / 全竜交渉部隊戦闘記録。実際に手に取って頂いて、見て、聞いて、何かを感じてもらえれば、制作者としてこれ以上の喜びはありません。